【気になる!】文庫 『衣服のアルケオロジー 服装からみた19世紀フランス社会の差異構造』フィリップ・ペロー著、大矢タカヤス訳 レビュー 産経新聞 [レビュー] (歴史学/社会学) 1 Tweet 『衣服のアルケオロジー』 著者 フィリップ・ペロー [著]/大矢 タカヤス [訳] 出版社 筑摩書房 ジャンル 歴史・地理/歴史総記 ISBN 9784480511157 発売日 2022/05/12 価格 1,650円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:openBD 【気になる!】文庫 『衣服のアルケオロジー 服装からみた19世紀フランス社会の差異構造』フィリップ・ペロー著、大矢タカヤス訳 [レビュアー] 産経新聞社 18世紀末のフランス革命は、着用者の身分や職業と強固に結びついた前近代の衣服体系を一旦解体した。そして市民階級が社会の覇権を握った19世紀半ばになると、既製服産業の飛躍的発展や百貨店による商業革命とあいまって、今日まで続くファッション記号の新たな体系が生まれていく。 下位の人間と自分を、記号の微差でいかに区別するか。上着や帽子から下着、コルセットまで詳細に解説しつつ、19世紀フランス市民社会を服装面から読み解く。埋もれた名著の復刊。(ちくま学芸文庫・1650円) 2022年6月12日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 筑摩書房 産経新聞社 ナースは誰を愛してる? フィリップ・ペロー 大矢タカヤス Tweet