『世界を喰らう龍・中国の野望』ピエール=アントワーヌ・ドネ著、神田順子監訳、清水珠代・村上尚子訳

レビュー

1
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

世界を喰らう龍・中国の野望

『世界を喰らう龍・中国の野望』

著者
ピエール=アントワーヌ・ドネ [著]/神田 順子 [訳]/清水 珠代 [訳]/村上 尚子 [訳]
出版社
春秋社
ジャンル
社会科学/社会
ISBN
9784393333891
発売日
2022/02/18
価格
2,750円(税込)

書籍情報:openBD

『世界を喰らう龍・中国の野望』ピエール=アントワーヌ・ドネ著、神田順子監訳、清水珠代・村上尚子訳

[レビュアー] 産経新聞社

欧州もやっと、中国の脅威に目覚めた。その背景を解き明かしてくれるのが、本書である。

著者はAFP通信で北京、東京特派員を歴任し、フランスにおけるアジア報道の第一人者。亡命ウイグル人による人権侵害告発、産業スパイ疑惑、孔子学院を巡る騒動など、中国を巡る最近の欧州の動向を克明に描き出す。

米中対立が深まる中、習近平政権は欧州で「愛され、尊敬される中国」の宣伝戦に出た。フランスではいま、親中外交を支えた元閣僚、学識者たちが説明責任を問われている。日本はどうか。わが国の対中関係を考えるうえでも、必読の書。(春秋社・2750円)

産経新聞
2022年6月19日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

  • このエントリーをはてなブックマークに追加