デジタルツールの進化やコロナ禍の自粛生活もあり、独学ブームとか。本書では14人の独学者が独学の意義と方法などを披露する。
学校で与えられる情報を知識化するのが独学だという京都精華大前学長のウスビ・サコ氏、独学で美術鑑賞術を身に付けたブロガー「青い日記帳」氏らが、独学の神髄や味わいを紹介する。作家の佐藤優氏は「人生の索引」にもなる記憶のためのノート術を伝授。独学で漫画の描き方を習得した漫画家の石塚真一氏や、「単独行は独学の宝庫」とする探検家の角幡唯介氏らの独学体験もそそられる。(インターナショナル新書・946円)
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2022年8月28日 掲載
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