『魅惑の生体物質をめぐる光と影 ホルモン全史』R.H.エプスタイン著、坪井貴司訳

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魅惑の生体物質をめぐる光と影 ホルモン全史

『魅惑の生体物質をめぐる光と影 ホルモン全史』

著者
R.H.エプスタイン [著]/坪井 貴司 [訳]
出版社
化学同人
ジャンル
自然科学/医学・歯学・薬学
ISBN
9784759820836
発売日
2022/08/25
価格
2,860円(税込)

書籍情報:openBD

『魅惑の生体物質をめぐる光と影 ホルモン全史』R.H.エプスタイン著、坪井貴司訳

[レビュアー] 産経新聞社

私たちの体の機能や欲求を、ごくごくわずかな量でコントロールしているホルモン。本書は、ホルモンの機能が明らかになり始めた1920年代から現代までの研究成果と研究に尽力してきた人々の物語で構成したノンフィクションだ。

精管切除術(パイプカット)が若返り法として行われたり、人相でホルモンの病気が分かるとしてホルモン治療を行ったりと、ホルモンを巡ってでたらめな治療が行われていたことに驚く。ただ、ホルモンについてはまだよく分かっていないことが多く、今行われている治療法が3年後には否定されることもおおいにあることを肝に銘じたい。(化学同人・2860円)

産経新聞
2022年9月11日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

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