『ウクライナから来た少女ズラータ、16歳の日記』ズラータ・イヴァシコワ文・絵 レビュー 産経新聞 [レビュー] (思想・社会) 『ズラータ、16歳の日記 : ウクライナから来た少女』 著者 Ivashikova, Zlata 出版社 世界文化社 (発売) ISBN 9784418225040 価格 1,650円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:openBD 『ウクライナから来た少女ズラータ、16歳の日記』ズラータ・イヴァシコワ文・絵 [レビュアー] 産経新聞社 ウクライナで母親と暮らしていた16歳の美術専門学校生が、決死の出国を果たして来日。「いつの日か日本とウクライナの平和の架け橋に」と願う日々をつづった。 「日本で漫画家になる」ことを夢見る著者。2月に「明日から戦争になります」と学校で知らされ、開戦後、母から日本への避難を勧められる。ポーランドを経由しての出国まで数々の苦難に見舞われながら、「奇跡」の出会いにも助けられ、念願の日本へ。 戦争観をはじめ、「人生って本当に予想もつかないことだらけ」「今日を精一杯生きる」など、重みを増した言葉が胸に響く。(世界文化社・1650円) 2022年10月9日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 産経新聞社 世界文化社 ウクライナから来た少女 ズラータ、16歳の日記 ズラータ・イヴァシコワ