【気になる!】新書『日本のピアニスト その軌跡と現在地』本間ひろむ著

レビュー

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク

日本のピアニスト

『日本のピアニスト』

著者
本間ひろむ [著]
出版社
光文社
ジャンル
芸術・生活/音楽・舞踊
ISBN
9784334046323
発売日
2022/10/19
価格
924円(税込)

書籍情報:JPO出版情報登録センター
※書籍情報の無断転載を禁じます

【気になる!】新書『日本のピアニスト その軌跡と現在地』本間ひろむ著

[レビュアー] 産経新聞社

戦国時代に宣教師フランシスコ・ザビエルが持ち込んだクラヴィコードに始まり、日本人がピアノを受容し製造、普及させていく経緯や、日本のピアニストが歩んできた道をたどる。

わが国のクラシック音楽家の草分けとされる幸田延(のぶ)から、国民的人気を誇った中村紘子、今なかなかチケットが取れない反田(そりた)恭平まで、著名なピアニストたちがどのように世に出たのか、指導者と弟子の系譜も含めて把握できる一冊。

インターネットの動画を見て学んだり、自らユーチューバーになったりと若手の動向が興味深い。(光文社新書・924円)

産経新聞
2022年12月11日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク