『江戸の衣装と暮らし解剖図鑑』菊地ひと美著 レビュー 産経新聞 [レビュー] (デザイン) 『江戸の衣装と暮らし解剖図鑑 : 町人・武家から遊女まで衣装から読み解く江戸の暮らしと仕事』 著者 菊地, ひと美, 1955- 出版社 エクスナレッジ ISBN 9784767831251 価格 1,848円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:openBD 『江戸の衣装と暮らし解剖図鑑』菊地ひと美著 [レビュアー] 産経新聞社 人を見た目で判断するところは今も多分にあるけれど、江戸時代はもっと明確に「見た目でわかる」時代だったという。 簡単なところでは、前髪のある男子は元服前、島田髷(まげ)を結っている女子なら結婚適齢期(16~19歳ごろ)…。衣服や髪形を見れば、身分や職業、年頃などがすぐに分かったのだ。 本書は武家や町人、職人、文化人、役者に芸者、おいらんまで、あらゆる職業・身分の老若男女がどんな着こなしをしていたのか、流行の変遷も併せてイラストで図解。時代劇や時代小説を楽しむ際の参考になりそうだ。(エクスナレッジ・1848円) 2023年4月16日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです エクスナレッジ 江戸の衣装と暮らし 解剖図鑑 菊地ひと美