【児童書】『リネア　モネの庭で』クリスティーナ・ビョルク文、レーナ・アンデション絵、福井美津子訳

スウェーデン発、欧米で１００万部以上売れたというベストセラー絵本の日本語版が、３０年ぶりに一部改訂で復刻された。

花が好きな主人公の少女リネアの憧れは、フランス印象派の画家クロード・モネの庭を訪れること。同じアパートの住人で元庭師のおじいさん、ブルームさんに見せてもらった本がきっかけだ。リネアはブルームさんと共に、ついにフランスへと旅立ち、夢にまで見た睡蓮（すいれん）の池の「日本の橋」に立つ―。リネアの目を通して、モネの絵や画家の人生、印象派について学べる。（世界文化社・１７６０円）

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