【児童書】『茶のゆのくに』伊住宗陽監修、吉川嘉宏作、吉田ユウスケ絵

茶道の心を幼児向けにやさしく説いた絵本。主人公は、抹茶をいれる棗（なつめ）の化身「まっちゃマン」。仲間と一緒に「チャチャ王国のおうじちゃま」を茶席に招き、一期一会の精神でおもてなしをする。

掛け物や花を飾って準備したり、お菓子を出してお茶をたてたりとまっちゃマンらは大活躍。主に茶道書を刊行する京都の出版社が「子供たちに他者への思いやりの心を伝えたい」と企画した。ちなみに「チャチャ王国のおうじちゃま」は茶の産地、京都府宇治市のご当地キャラクターという。（淡交社・１６５０円）

• 淡交社
• 茶のゆのくに まっちゃマンのおもてなし
• 伊住宗陽
• 吉川嘉宏
• 吉田ユウスケ

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