【児童書】『やぎのタミエはおかあさん』すけのあずさ作

やぎと仲良しの姉妹のお話。やぎのタミエは大きくて力も強く、姉妹より速く走れる。けれども近頃はのっそり、のっそり歩く。もしかして病気？　心配する姉妹に、お父さんが教えてくれた。「タミエのおなかにはね、あかちゃんがいるんだよ」。ある朝、タミエの大きな鳴き声が響き、姉妹はお産に立ち会うことに…。

和歌山県でやぎを飼育した作者の経験がもとになっており、やぎのお産の場面が克明に描かれている。新しい命を迎える喜びと感動が伝わってくる。対象は３歳から。（ＢＬ出版・１６５０円）

• 産経新聞社
• ビーエル出版
• やぎのタミエはおかあさん
• すけのあずさ

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