【児童書】『たまご』DK社編集部企画・編集 水島ぱぎい訳

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たまご 命が生まれるしゅんかん

『たまご 命が生まれるしゅんかん』

著者
ドーリング・キンダースリー社編集部 [企画・原案]
出版社
BL出版
ジャンル
自然科学/生物学
ISBN
9784776411147
発売日
2024/07/22
価格
2,970円(税込)

書籍情報:JPO出版情報登録センター
※書籍情報の無断転載を禁じます

【児童書】『たまご』DK社編集部企画・編集 水島ぱぎい訳

[レビュアー] 産経新聞社

哺乳類の人間とは違い、生き物の大半は卵を産むことで次世代へと命をつないでいる。カルシウムなどでできた硬い殻に守られた鳥類の卵がおなじみだが、柔らかい殻の卵を産む魚類や、ゼリー状のものに包まれた卵を産む両生類など、生き物の生存戦略は種によってさまざま。卵から新たな命が生まれる瞬間を写真つきで学べる。

世界で一番大きなダチョウの卵は約15センチもの長さ。ヒナはくちばしで分厚い殻をつついて穴を開け、最後は足で蹴破って外に出てくる。孵化(ふか)開始から50時間以上に及んだ奮闘を終え、一休みしているヒナの表情にも注目だ。(BL出版・2970円)

産経新聞
2024年9月29日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

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