白、緑、ピンク、紫など色別に紹介された青果物や乾物、菓子などのシルエットを見て何の食べ物かを当てていくクイズ絵本。親子で「これ、なーんだ?」と一緒に考えながら楽しめる。登場する食べ物は75種類。対象年齢は2歳以上を想定しているが、大人にも難しそうなシルエットも含まれている。
ページをめくると、答えの食べ物のイラスト。いずれも写真と見間違える精緻な画だ。
作者はこの年末年始、写実的なおせち料理の絵本『おせち』がヒットした。本書で気に入っているイラストは「だれも分からないだろうな」と描いたキクラゲだそうだ。(偕成社・1430円)

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2025年3月23日 掲載
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