【児童書】『さあ、めがねをかけよう！』ヘレナ・ハラシュトヴァ作　アナ・コーベン絵　越智典子訳

初めて眼鏡をかけることになったとき、「友達にからかわれるかも…」といった不安はつきもの。でも、耳にかける眼鏡が登場したころのヨーロッパでは、物知りやお金持ちに見えるという理由で貴族たちがこぞって眼鏡をかけたがった。本書で眼鏡の歴史を学べば、違った景色が見えてくるかもしれない。

スマートフォンなどの影響で、2050年には地球上の半分以上の人が近視になると言われている。近視は年齢が低いほど進行し、16歳ごろまで視力の低下が続く。子供の学びや日常生活を支える眼鏡の重要性を知るためにも、保護者にも手に取ってほしい絵本だ。（偕成社・1980円）

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• さあ、めがねをかけよう！
• ヘレナ・ハラシュトヴァ

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