『本が読めない33歳が国語の教科書を読む』かまど・みくのしん著

「読書のおもしろさが伝わる」などと書店員が推薦し、学校図書館の司書が昨年のイチ押し本に選んで話題になった『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む』の続編。読書経験がなかったライター、みくのしんさんが同僚のかまどさんに手伝ってもらって読み進めるスタイルは変わらず。

本作では小中高校の教科書に採用された宮沢賢治『やまなし』、ヘルマン・ヘッセ『少年の日の思い出』、中島敦『山月記』、清少納言『枕草子』に挑む。前作ではみくのしんさんの感情あらわな読書実況の描写に共感が広がった。本への苦手意識は克服されたのか注目だ。（大和書房・1760円）

• 大和書房
• かまど
• みくのしん
• 本が読めない33歳が国語の教科書を読む～やまなし・少年の日の思い出・山月記・枕草子

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