『災後テレビドラマ論 震災後・コロナ禍後をどう描いてきたのか』米倉律著

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災後テレビドラマ論

『災後テレビドラマ論』

著者
米倉 律 [著]
出版社
青弓社
ジャンル
社会科学/社会
ISBN
9784787235640
発売日
2025/07/30
価格
2,860円(税込)

書籍情報:JPO出版情報登録センター
※書籍情報の無断転載を禁じます

『災後テレビドラマ論 震災後・コロナ禍後をどう描いてきたのか』米倉律著

[レビュアー] 長田育恵(劇作家・脚本家)

声なき声 学びの物語 演劇・ドラマ脚本に携わる身として、あの時期の暗夜を蝋燭(ろうそく)の光で歩むような現場の体感が蘇(よみがえ)った。被災地に取材した後に陥った「失語」状態。コロナ禍で公演中止に追い込まれた「自粛要請」。その中で何を書くかを模索し続けた。 本書は21世紀の日本が見舞われた甚大な災禍、東日本大震災・コロナ禍に着目し、テレビドラマが何を掬(すく)い上げ、どう描いたかを、ドラマ名を……

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読売新聞
2025年9月26日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

読売新聞

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