『異常気象の未来予測』
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『異常気象の未来予測』立花義裕著
[レビュアー] 産経新聞社
災害級の猛暑・豪雨・豪雪が日本列島を毎年襲う。今夏の平均気温も平年を2.36度上回り、明治31年の統計開始以降で最高。延べ30地点で40度以上を記録した。
三重大教授(気象・気候ダイナミクス)の著者は、最近の日本の気象について「異常気象が『普通』の時代に突入」「四季がなくなり、長い夏と冬だけの『二季』となった」と指摘する。
地球温暖化が一因だが、もし温室効果ガスが削減できなければ、北海道にも梅雨が来る?日本に冷夏は来ない?夏は40度超えが当たり前?厳しい残暑のまま10月でも暑い―といった季節変化を予測する。(ポプラ新書・1012円)


























