『平安貴族の日記を読む事典 御堂関白記・小右記・権記』倉本一宏著(吉川弘文館)

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平安貴族の日記を読む事典

『平安貴族の日記を読む事典』

著者
倉本 一宏 [著]
出版社
吉川弘文館
ジャンル
歴史・地理/日本歴史
ISBN
9784642084826
発売日
2025/07/29
価格
3,080円(税込)

書籍情報:JPO出版情報登録センター
※書籍情報の無断転載を禁じます

『平安貴族の日記を読む事典 御堂関白記・小右記・権記』倉本一宏著(吉川弘文館)

[レビュアー] 岡本隆司(歴史学者・早稲田大教授)

 私見によれば、日本に「正史」はない。「六国史」という朝廷編纂(へんさん)の史書は、九世紀末・平安時代前半で中絶した。以後の公式記録は存在しないけれど、日本史学は困らない。代わる史料があるからだ。 その最右翼が「古記録」、いわゆる日記であって、遺(のこ)る数も少なくない。平安貴族の世界は、かれらが手ずから書いた日記で甦(よみがえ)る。 日記は現代人もつけるものなので、一見親しみやすい。だが同じ……

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読売新聞
2025年11月7日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

読売新聞

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