【今週の労務書】人事評価制度で伸びる会社、沈む会社 長﨑 哲也 著

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人事評価制度で伸びる会社、沈む会社

『人事評価制度で伸びる会社、沈む会社』

著者
長﨑哲也 [著]
出版社
合同フォレスト
ジャンル
社会科学/経営
ISBN
9784772662918
発売日
2025/10/28
価格
1,760円(税込)

書籍情報:JPO出版情報登録センター
※書籍情報の無断転載を禁じます

【今週の労務書】人事評価制度で伸びる会社、沈む会社 長﨑 哲也 著

[レビュアー] 労働新聞社

設計後の「運用」に着目

 人事評価を設計した後の「運用」に着目した一冊。一見公平に見える制度を導入しても、経営者の独裁状態に陥ったり、情報がオープンにされず、納得感の低い昇格が続いたりすると、従業員の信頼と期待が失われ、モチベーションの低下や離職を招くと警鐘を鳴らしている。

 対策として、「総合評価」による評価決定を止めるよう勧めた。業績評価と行動評価の2軸で評価する企業は多いが、2つの指標を合わせて、総合的な評価を決定する段階で、恣意的な調整が発生しやすい。周囲に迷惑の掛かる行動をしている人物が、業績評価と合算した結果、総合評価は高くなってしまうということも起こってしまう。運用時のこうした課題から逆算して、業績評価は賞与にのみ反映させるなどの対策を推奨している。

(長﨑 哲也 著、合同出版 刊、税込1760円、TEL:042-401-2390)

労働新聞
令和7年11月10日第3520号16面 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

労働新聞社

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