コンプライアンス(法令順守)が求められ、ハラスメントに厳しい令和日本。師走の忘年会でも、おなじみの「とりあえずみんなビールで」は「ビルハラ」、しめのご飯は「シメハラ」になりかねない。SNSでは誰もが「炎上」の的になるリスクがある。
本書は窮屈さを感じる世の中でも前向きに生き延びるための処世エッセー22話を収録。フェイクニュースを楽しもうと、ガイドが嘘の情報で浅草の街を案内する「嘘のツアー」に参加したり、健康に効くという「伝説の野草茶」を求めて八ケ岳を訪ねたり。皮肉を交えた文章とイラストで楽しませる。(光文社新書・1100円)

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2025年12月14日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
