『落とされなかった原爆 ――投下候補地の戦後史』鈴木裕貴著(中公選書) レビュー 読売新聞 [レビュー] (日本史) 『落とされなかった原爆――投下候補地の戦後史』 著者 鈴木裕貴 [著] 出版社 中央公論新社 ジャンル 歴史・地理/日本歴史 ISBN 9784121101648 発売日 2025/11/07 価格 2,200円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 『落とされなかった原爆 ――投下候補地の戦後史』鈴木裕貴著(中公選書) [レビュアー] 福間良明(歴史社会学者・京都大教授) 免れた被爆 自らの問いに 戦後80年が終わろうとしている。「被爆の記憶をどう受け継ぐか」がそれなりに論じられた一年だった。だが、ともすれば広島・長崎ばかりに焦点が当たりがちだったのではないか。 原爆投下の候補地は、広島・長崎に限るものではない。8月9日の投下予定地は小倉だった。だが、前日の八幡空襲や曇天の影響もあり、上空から目標地点を探すことが困難だった。投下地は間際になって長崎に変更され、爆…… で続きを読む ※外部サイトへ移動します 2025年12月26日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 中央公論新社 福間良明 落とされなかった原爆――投下候補地の戦後史 鈴木裕貴