新書はこれを読め!

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  • 太平洋戦争と銀行 なぜ日本は「無謀な戦争」ができたのか
  • 戦後史1945-2025
  • 定年後の日本人は世界一の楽園を生きる (Hanada新書 010)
  • 参政党の研究
  • 現代お笑い論

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新書はこれを読め!

 小野圭司『太平洋戦争と銀行』(講談社現代新書)は、植民地の経営から戦時体制下での戦費調達、敗戦後の後始末まで、国力を超えた「つくづく無謀な戦争」の舞台裏を豊富なエピソードとともに解き明かす。

 安岡健一『戦後史1945――2025』(中公新書)は、高度経済成長と豊かさの獲得、バブルと「失われた30年」を経た現在までの軌跡を丹念に描きだす。今や「課題先進国」日本の戦後80年の現代史だ。

 佐藤優『定年後の日本人は世界一の楽園を生きる』(Hanada新書)は、膨大なインプットとアウトプットを続ける「知の巨人」による老年論。自国礼賛の風潮は心の貧困化と戒めつつも、あえて楽園と呼ぶ理由とは――還暦を過ぎて見える、この国のかたち。

 選挙のたびに躍進し、支持を伸ばし続けるのはなぜか。島田裕巳『参政党の研究』(宝島社新書)は、創価学会の研究で知られる著者が、その構図を分析。鋭い社会評論で知られる作家・橘玲氏との対談も収載。

 立川志らく『現代お笑い論』(新潮新書)は、М-1グランプリ決勝の審査員として数々の異才を見出した著者が、レジェンドから若手まで総勢90組のお笑いを考察。毒舌まじりで縦横無尽の語り口は、あたかも一席の落語のように歯切れよい。

新潮社 週刊新潮
2026年1月1・8日号 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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