日本に数々の西洋建築を残した米国出身の建築家で、キリスト教伝道の担い手でもあったウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880~1964年)の生涯に迫る。
大自然の中で育った少年時代、明治後期にキリスト教青年会(YMCA)から英語教師として滋賀県に派遣された青年期、伝道活動の資金を得るために柱とした建築事業、日本人女性との結婚、帰化などを、当時の写真や資料、こぼれ話を交えて解説している。
あらゆる活動の根底には、神への絶対の信頼があったというヴォーリズ。彼を見つめる著者の深い敬愛の念が伝わってくる。(ヨベル・1980円)

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2026年1月25日 掲載
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