『なぜ日本文学は英米で人気があるのか』
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『なぜ日本文学は英米で人気があるのか』鴻巣友季子著
[レビュアー] 産経新聞社
『BUTTER』の世界的なベストセラー化や、『ババヤガの夜』の英ダガー賞翻訳部門受賞といった朗報に沸いた昨年の出版界。しかし、なぜこれほど多様な日本語小説が海外で評価されるようになったのだろうか。2010年代半ばから英米圏で起きた新たな翻訳文学ブームを読み解く一冊。
女性作家を中心に日本文学が脚光を浴びる一方で、翻訳されやすいジャンルが固定化する傾向も。特に猫や喫茶店、図書館・書店が登場する「癒し系小説」の人気が高く、「フジヤマ・ゲイシャ・サムライ」に代わる新たな日本のステレオタイプが生まれつつあるという。(ハヤカワ新書・1254円)


























