『大大阪(だいおおさか)という神話 東京への対抗とローカリティの喪失』長崎励朗著(中公新書) レビュー 読売新聞 [レビュー] (歴史・地理・旅行記) 『大大阪という神話』 著者 長﨑励朗 [著] 出版社 中央公論新社 ジャンル 歴史・地理/日本歴史 ISBN 9784121028853 発売日 2025/12/23 価格 1,034円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 『大大阪(だいおおさか)という神話 東京への対抗とローカリティの喪失』長崎励朗著(中公新書) [レビュアー] 福間良明(歴史社会学者・京都大教授) 均質化招く都市覇権争い 関東大震災後、大阪市は東京市の人口を一時的に上回り、「大大阪」と呼ばれた。もともと中小の軽工業が多い都市だったが、満州事変や日中戦争は大阪経済をさらに活性化し、重化学工業が進展した。 だが、そのことは旧来の大阪商人層と新興勢力との摩擦をもたらした。新たに大阪市に流入した新興資本家層は、旧来の商人たちが牛耳っていた大阪市政に手を突っ込み、覇権の奪取を目(もく)論(ろ)んだ…… で続きを読む ※外部サイトへ移動します 2026年3月27日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 大大阪という神話-東京への対抗とローカリティの喪失 長﨑励朗 中央公論新社 福間良明