『「蒲団」の時代 自然主義とは何だったのか』木村洋著(新潮選書) レビュー 読売新聞 [レビュー] (評論・文学研究) 『「蒲団」の時代』 著者 木村 洋 [著] 出版社 新潮社 ジャンル 文学/日本文学総記 ISBN 9784106039447 発売日 2026/04/22 価格 1,980円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 『「蒲団」の時代 自然主義とは何だったのか』木村洋著(新潮選書) [レビュアー] 苅部直(政治学者・東京大教授) 父世代へ反抗 告白小説 日本国憲法の施行に合わせて、中学校の社会科教科書として文部省が発行した『あたらしい憲法のはなし』にはこういう言い回しがある。基本的人権について解説した章の一節である。「みなさんは人間です。生きてゆく力があるはずです。天からさずかったしぜんの力があるのです。この力によって、人間が世の中に生きてゆくことを、だれもさまたげてはなりません」 明治時代末期の文学界を席巻した自然主…… で続きを読む ※外部サイトへ移動します 2026年6月5日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 苅部直 木村洋 「蒲団」の時代:自然主義とは何だったのか 新潮社