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家族という心の檻から出る　中西智佐乃（ちさの）『長くなった夜を、』を高頭佐和子さんが読む

［レビュー］（日本の小説・詩集）

高頭佐和子（書店員。本屋大賞実行委員）

『長くなった夜を、』 中西 智佐乃［著］

「祝福されない恋」「どうすることもできない孤独」書店員が心を熱くした、痛みと向き合う２作品

［レビュー］（日本の小説・詩集）

高頭佐和子（書店員。本屋大賞実行委員）

『天使は見えないから、描かない』 島本 理生［著］

『失うことは永遠にない』 福田 果歩［著］

想像を超えた愛の貫き方に驚愕…35億円の宝石探しを依頼された探偵が解き明かした富豪の秘密

［レビュー］（日本の小説・詩集）

高頭佐和子（書店員。本屋大賞実行委員）

『罪名、一万年愛す』 吉田 修一［著］

『隣人のうたはうるさくて、ときどきやさしい』 白尾 悠［著］

初対面の女性にいきなりネガティブトーク　愛されたいのになぜか孤独へと突き進んでしまう中年男性を描いた小説

［レビュー］（日本の小説・詩集）

高頭佐和子（書店員。本屋大賞実行委員）

『孤独への道は愛で敷き詰められている』 西村 亨［著］

『スターゲイザー』 佐原 ひかり［著］

本屋大賞作家・町田そのこ最新刊「人の痛みや隠していた思いにきがつく」物語　公園に現れた怪しげな老人の正体は

［レビュー］（日本の小説・詩集）

高頭佐和子（書店員。本屋大賞実行委員）

『わたしの知る花』 町田そのこ［著］

『下町サイキック』 吉本 ばなな［著］

苛烈なカスハラ、劇場で作られた風船爆弾。今日と戦時下に刻まれた「傷」を描く二冊を紹介

［レビュー］（日本の小説・詩集）

高頭佐和子（書店員。本屋大賞実行委員）

『グリフィスの傷』 千早 茜［著］

『女の子たち風船爆弾をつくる』 小林 エリカ［著］

原田マハの最新作は〈板画家・棟方志功〉　ゴッホに憧れた弱視の画家と、彼を支えた妻の物語

［レビュー］（日本の小説・詩集）

高頭佐和子（書店員。本屋大賞実行委員）

『板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh』 原田マハ［著］

『繭の中の街』 宇野 碧［著］

今だからやりたいことを、私はやっている？　アンチ効率主義な生き方を教えてくれる小屋作りエッセイ

［レビュー］（エッセー・随筆）

高頭佐和子（書店員。本屋大賞実行委員）

『自由の丘に、小屋をつくる』 川内 有緒［著］

「何になるかより、何をやるかのほうが大事」『成瀬は天下を取りにいく』の続編の読みどころ

［レビュー］（日本の小説・詩集）

高頭佐和子（書店員。本屋大賞実行委員）

『成瀬は信じた道をいく』 宮島 未奈［著］

『Blue』 川野芽生［著］

ディスレクシア、保健室登校、オーバーステイ　年齢も立場も違う定時制高校の学生たちが実験で「火星を作る」奇跡の物語

［レビュー］（日本の小説・詩集）

高頭佐和子（書店員。本屋大賞実行委員）

『宙わたる教室』 伊与原 新［著］

『わたしに会いたい』 西 加奈子［著］

35歳で雇い止めになった古事記研究者に、コロナで派遣切りされた20代地味系女子　夢にどう決着をつけるかを描く青春小説

［レビュー］（日本の小説・詩集）

高頭佐和子（書店員。本屋大賞実行委員）

『青春をクビになって』 額賀 澪［著］

『ハジケテマザレ』 金原 ひとみ［著］

女子高生の匂いを嗅ぐことで「元気」をもらう主人公…怒りと嫌悪感に本を閉じたくなった強烈な一冊とは？

［レビュー］（日本の小説・詩集）

高頭佐和子（書店員。本屋大賞実行委員）

『リラの花咲くけものみち』 藤岡陽子［著］

『狭間の者たちへ』 中西 智佐乃［著］

「横道世之介」は38歳カメラマンに　吉田修一の人気シリーズ完結編

［レビュー］（日本の小説・詩集）

高頭佐和子（書店員。本屋大賞実行委員）

『永遠と横道世之介　上』 吉田 修一［著］

『永遠と横道世之介　下』 吉田 修一［著］

『アイリス』 雛倉 さりえ［著］

「厄介な問題を、全部忘れて笑っていた」書店員が親しみを感じ、“ありがとう”と感謝した小説

［レビュー］（日本の小説・詩集）

高頭佐和子（書店員。本屋大賞実行委員）

『成瀬は天下を取りにいく』 宮島 未奈［著］

『悪口と幸せ』 姫野カオルコ［著］

AV業界で化粧師として働く女性を主人公に…胸が苦しくなるような愛しさが込み上げてくる芥川賞候補作

［レビュー］（日本の小説・詩集）

高頭佐和子（書店員。本屋大賞実行委員）

『グレイスレス』 鈴木 涼美［著］

『ある愛の寓話』 村山 由佳［著］

「人はなぜ、自分の幸せを他人のそれと比べてしまうのか」 運命を受け止めて生きようとする女性たちを描いた2冊

［レビュー］（日本の小説・詩集）

高頭佐和子（書店員。本屋大賞実行委員）

『彼女たちのいる風景』 水野 梓［著］

『憐憫』 島本理生［著］

吸血鬼や超能力者が実在したら？　”超マイノリティ”な主人公を描いた小説2作

［レビュー］（日本の小説・詩集）

高頭佐和子（書店員。本屋大賞実行委員）

『あの子とＱ』 万城目 学［著］

『夜がうたた寝してる間に』 君嶋 彼方［著］

人間の情念は生きていても死んでいても恐ろしい　読後に震える直木賞作家・小池真理子の最新作

［レビュー］（日本の小説・詩集／SF・ホラー・ファンタジー）

高頭佐和子（書店員。本屋大賞実行委員）

『アナベル・リイ』 小池 真理子［著］

『ギフテッド』 鈴木 涼美［著］

凍りついた心をじんわりと溶かしていくようなラスト　本屋大賞実行委員が紹介する2作

［レビュー］（日本の小説・詩集）

高頭佐和子（書店員。本屋大賞実行委員）

『今、出来る、精一杯。』 根本 宗子［著］

『まっとうな人生』 絲山 秋子［著］

みんなで食べるごはんはおいしい、は本当か？　「王様のブランチ」でも話題となった心がざわつく物語

［レビュー］（日本の小説・詩集）

高頭佐和子（書店員。本屋大賞実行委員）

『おいしいごはんが食べられますように』 高瀬 隼子［著］

『団地のふたり』 藤野 千夜［著］