秩序なき時代の知性
内容紹介
「本書を読んでいただければ、
トランプ大統領誕生後も日本人は
したたかに生き残っていくことができることがわかります。」
(はじめにより)
今こそ、秩序なき世界を生き抜くための知性が必要だ
時代の本質を見抜くために――
佐藤優氏が今もっとも注目する5人の論客・テーマ
その対話の中から、いったい何が見えてきたのか――?
【哲学】國分功一郎
「第三者の視点から見れば明らかにおかしい議論が起きるのは、
政治を執行する側の人間に思想の力が足りていないからです。」
【経済・働き方】木暮太一
「お金があるから不幸になるリスクも多分にありえる。
年収1000万と2000万の差で、
幸福度にどこまで差があるかわからないと思うんです。」
【法】水野祐
「コピーを超える力こそが人の感情を動かすのかもしれない。
雑弾力とでもいうのかな。」
「『エリート』という古い概念はじきに通用しなくなる。
そのとき武器となるのは、縦ではなく、横の幅をいかに持っておくか
ということになるでしょう。」
【福島・原発】開沼博
「政府に寄っているだとか、大学のポストうんぬんだとか。
とはいえ、最後に強い力を持つのは客観性と実証性です。」
【歴史】與那覇潤
「歴史を知れば、いまの自分や自分をとりまく社会の様相を、
かなり突き放して見られるようになります。
それは、現在を変える力にも、未来を変えていく糧にもなる。」
データ取得日:2024/04/30
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