おとめの流儀。

おとめの流儀。

著者
小嶋 陽太郎 [著]
出版社
ポプラ社
ジャンル
文学/日本文学、小説・物語
ISBN
9784591147412
発売日
2015/11/24
価格
1,650円(税込)

内容紹介

凛々しくキュートな“なぎなた少女”の青春物語

中学生になったばかりのさと子が入部したのは、全国でもめずらしい「なぎなた部」。
凛々しい美人だけどかなり変わり者の2年生・朝子さんしか部員はおらず、さと子は部員集めに奔走する。
なんとか急造したへっぽこなぎなた部は部長の朝子さんの独断で、思わぬ相手と闘うことに――。
一方、変わり者といえばお母さんもだ。
「どうしてうちには、お父さんがいないの?」と聞いても、
「オトウサン? 何それ?」とトボけるばかり。
でも中学生になったから、もう騙されてあげられない。
さと子の13年の人生をかけた闘いが始まる。

「なぎなた部、かっこいい!
ぐふぐふ笑いながら読み、試合シーンに息をのみ、最後はまばゆくて文字がかすんで見えました。……涙のせいかもしれません。
さわやかで、切実で、頼もしく愉快な中学生の姿に触発され、私もなぎなたを手にしたくなりました!」 
――三浦しをん氏

強くなれる。大事なものを、きっと守れる。
俊才が放つ、青春小説の新たなる傑作!

<著者プロフィール>
小嶋陽太郎 こじま・ようたろう
1991年長野県松本市生まれ。信州大学人文学部在学中。2014年『気障でけっこうです』(KADOKAWA)で第16回ボイルドエッグズ新人賞を受賞しデビュー。第二作は15年『火星の話』(KADOKAWA)、本作が三作目となる。端正な筆致と軽やかな感性で注目を集める現役大学生作家。

データ取得日:2024/04/27  書籍情報:JPO出版情報登録センター
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