『西一番街ブラックバイト 池袋ウエストゲートパークXII』

レビュー

7
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

西一番街ブラックバイト 池袋ウエストゲートパークⅫ

『西一番街ブラックバイト 池袋ウエストゲートパークⅫ』

著者
石田 衣良 [著]
出版社
文藝春秋
ジャンル
文学/日本文学、小説・物語
ISBN
9784163904993
発売日
2016/08/04
価格
1,620円(税込)

書籍情報:版元ドットコム

『西一番街ブラックバイト 池袋ウエストゲートパークXII』

 果物屋の店番でコラム書き、街のトラブル解決人であるマコトが地元の東京・池袋で起こる出来事を裁いていくシリーズの最新作。

 毎作、旬のテーマで定評があるシリーズ、今作もブラックバイトやユーチューバーと時代のワードがてんこ盛り。でも、マコトはアナログな対人能力で、熱いが見た目だけは飄々(ひょうひょう)と、コトに落とし前をつけていく。

 人にこびず、集団嫌い、果物を売り、クラシックを聴くマコトが壮絶に格好いい。イイ男は肩の力を抜きつつ、要所を締める。

 池袋のキング・タカシ、マコト母とおなじみの登場人物も存在感抜群。(石田衣良著/文芸春秋・1500円+税)

産経新聞
2016年8月14日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

  • このエントリーをはてなブックマークに追加