叢書 東アジアの近現代史 第2巻 対立と共存の日中関係史――共和国としての中国
内容紹介
日露戦争から、戦後の日中国交正常化まで。約70年の中国近現代史は、きわめて入りくんでおり、もはや一国史では語りきれない。袁世凱、孫文、蒋介石、毛沢東から、習近平へ。「憲政史」を補助線に、俗に「日中対立」と言われやすい時代を、事実に即して描き直す意欲作!
日清・日露戦争以後、日中戦争を経て、戦後の日中国交正常化に至るまで。
ともすれば日中対立の時代として描かれる二〇世紀中国の歴史を、俯瞰して描く力作。
清朝の時代の「君主国」から、西欧的な国際関係に中に組み込まれ、「共和国」として生きるプロセスとは、どのようなものであったか。そこで生みだれる日中関係の複雑な様相とは。
日露戦争から日中国交正常化までを、「憲政」=共和国への道という中国の歴史を補助線として、国際関係の中で描く。
データ取得日:2024/04/27
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