なじょすべ
詩と写真でつづる3・11
内容紹介
原発事故後の福島の人々や情景を追い続ける写真家。
福島県から山形県に家族を自主避難し、
佐渡で子どもの保養キャンプを続ける被災した詩人。
美しく、時には怒りを誘う写真。
哀しみと憤りを静かに映し出す詩。
二人の不思議なコラボレーションが読者の感情を呼び覚ます。
ペットボトルの水道水 福島市が 売り出した
すると 世間はこう 言うんだ/カルト そのもの もう犯罪
ストロンチウムは 測ったの プルトニウムは 出てないの
フクシマ県を 閉鎖しろ
なじょ すべなあ
おめさん方よ
確かに オレも食わねえし/飲んでくれとも 言わねえが/
悩む こころに 沿うてくれ/オレたちに 欲しいのは
痛みを 分かつ こころだよ (…本文より)
データ取得日:2024/04/23
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