辺境の思想 日本と香港から考える
内容紹介
2011年3月の東日本大震災、そして2014年9月の雨傘運動。
日本と香港はそれぞれ、大きな社会的転機を迎えた。
中国とアメリカという2つの大国の狭間で享受してきた
平和と安定が、近年、異なる形で揺らぎを見せている。
中国の脅威が増す香港、そして社会の底が抜ける日本。
今までのモデルが通用しなくなったこれから、どんな未来を描けばよいのか。
そのヒントは「辺境」にあるだろう。
中心が抜け落ちた世界の地図を、2つのアジアの「辺境」から描き直そうとする、
学者二人による往復書簡の記録。
データ取得日:2024/04/20
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