都市と暴動の民衆史

東京・1905-1923年

都市と暴動の民衆史

著者
藤野 裕子 [著]
出版社
有志舎
ジャンル
歴史・地理/日本歴史
ISBN
9784903426983
発売日
2015/10/30
価格
3,960円(税込)

内容紹介

1905年9月5日、日比谷公園に発した暴力の波は東京の街頭を激しく駆けめぐった。この日比谷焼打事件から米騒動にいたるまでの間、大都市では民衆暴動が次々と発生し、やがて関東大震災での朝鮮人虐殺という悲劇を迎える。日本社会が民主化・大衆化の方向に大きく転換するなかで、なぜ数々の暴力が湧きあがったのか。「男らしさ」というジェンダー規範にも注目しながら、20世紀初頭の日本社会の大転換を民衆史の視点から読み解き、民衆による暴力行使の文化とそれをめぐって変容する日本社会秩序との相互関係を明らかにする。

データ取得日:2024/04/21  書籍情報:JPO出版情報登録センター
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