『モネとジャポニスム 現代の日本画はなぜ世界に通用しないのか』

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モネとジャポニスム

『モネとジャポニスム』

著者
平松礼二 [著]
出版社
PHP研究所
ジャンル
芸術・生活/絵画・彫刻
ISBN
9784569829937
発売日
2016/03/15
価格
972円(税込)

書籍情報:版元ドットコム

『モネとジャポニスム 現代の日本画はなぜ世界に通用しないのか』

[レビュアー] 産経新聞社

 日本画家・平松礼二は四半世紀ほど前、パリのオランジュリー美術館の「モネの部屋」で「睡蓮(すいれん)」の連作に衝撃を受けた。以来、印象派の巨匠の足跡をたどっている。モネはなぜ自邸の庭にハスを浮かべたのか、家に映る雲を描きたかったのはなぜか。そんな疑問を抱き、のめり込んでいった。自作でもモネの絵画世界を日本画に置き換えた「ジャポニスム」シリーズを制作し、2013年、仏・ジヴェルニー印象派美術館で作品を披露した。なぜモネは日本人に人気なのか。「色彩が日本画に似ている」と平松は感覚的にとらえる。画家の目で見たモネ論が光る。(平松礼二著/PHP新書・900円+税)

産経新聞
2016年4月10日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

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