芥川賞作家・長嶋有は女じゃなかった!「ゴリゴリのおじさんが出るとはね」オードリー若林も爆笑

テレビ・ラジオで取り上げられた本

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 お笑いコンビオードリーの若林正恭さん(37)が司会を務めるBSジャパンの番組「ご本、出しときますね?」(4月15日放送回)に芥川賞作家の長嶋有さん(43)と直木賞作家の西加奈子さん(38)が出演した。長嶋さんと西さんの言葉に対する敏感さが明かされた貴重な回となった。

■長嶋有は女じゃなかった

 長嶋有さんは「有」という名前は本名だが、女性と間違われることがあると語る。長嶋さんの作品が芥川賞の最終選考に残った際、作品を読んだ編集者たちが「この小説を書いたのは絶対可愛い女の子に違いない」と編集者同士で誰が担当するか取り合いになったという。編集者から電話があった際、「僕です」と長嶋さんが出ると一瞬間があったそうだ。若林さんは「女性だと思ってたのに、ゴリゴリのおじさんが出るとはね」と笑い、長嶋さんも「そこで切られないでよかった。じゃあいいです、って」と選考の裏にあった騒動を明かした。

■小説では使わない表現

 3人は視聴者からの質問に答え「小説では使わない表現」について語りあった。長嶋さんは登場人物の会話のシーンで「~と返した」とは書かないと一例をあげた。「ここ10年くらいでしか広まっていない言葉で、20年先にもたない言葉のような気がする。でもそれは当てずっぽうな勘なんだよね」と語る。しかし商品名などの固有名詞は平気で使うという。それは「100年後の人が注釈を付けてくれるんじゃないの」と考えているからだと話した。

■「エッチ」「チュー」は使わない

 西さんは「『エッチ』とか『チュー』を言わない」とあげた。若林さんは「西さんってちゃんと『セックス』っていいますよね」と普段の会話でも西さんが使わないと紹介。西さんは『チュー』『エッチ』は新しい言葉で「恥ずいねん、使うのが」と顔をしかめる。男の人ほどいやらしくならないように配慮してくれて、ポップな言葉遣いをするが、「その配慮が苦しい。いらんいらん、その歳のアレで言ってこい」と笑った。

■ネットでも大好評

 貴重な作家同士のトークについてネット上では「面白くて貴重な番組!」「濃厚なトークにすごい満足感」「30分があっという間、もっとみたい」との声が溢れている。また同回では西さんが「憧れの人やスーパースターにまつわるオススメの一冊」として『エドウィン・マルハウス―あるアメリカ作家の生と死』スティーヴン・ミルハウザー[著](白水社)を薦めた。同番組の最新の放送回はBSジャパンのウェブサイト(http://www.bs-j.co.jp/gohon/index.html)でも無料配信されている。

 文筆系トークバラエティ「ご本、出しときますね?」はBSジャパンにて毎週金曜よる11時30分から放送中。

Book Bang編集部
2016年4月19日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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