【新書・ベストセラー】百田尚樹『鋼のメンタル』が連覇 3位は「大本営発表」の嘘に迫った一冊がランクイン
ニュース
-
- 鋼のメンタル
- 価格:814円(税込)
8月15日~21日の新書売り上げランキング第1位は前週に引き続き、百田尚樹氏がメンタルコントロール術を説いた『鋼のメンタル』だった。2位は選手3位よりランクアップでキリンビール元営業本部長が営業の極意を明かした『キリンビール高知支店の奇跡 勝利の法則は現場で拾え! 』。3位には終戦記念日を迎えた今週ならではの、戦時下の政治と報道について解説した『大本営発表 改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争』がランクインした。
1位『鋼のメンタル』百田尚樹[著](新潮社)
他人の目が気になってしかたがない、悪口に落ち込む、すぐにクヨクヨする、後悔を引きずる、人前であがってしまう……そんな悩みを抱える人は多いでしょう。でも大丈夫。考え方ひとつで、誰でも「精神の強さ」は鍛えられるのです。マスコミ、ネットで激しいバッシングを受けても、へこたれず我が道を行く「鋼のメンタル」は、どのように形成されたのか。著者初の人生論にして、即効性抜群の実践的メンタルコントロール術!(新潮社ウェブサイトより抜粋)
-
- キリンビール高知支店の奇跡 勝利の法則は現場で拾え!
- 価格:935円(税込)
2位『キリンビール高知支店の奇跡 勝利の法則は現場で拾え!』田村潤[著](講談社)
アサヒスーパードライから、ビール王者の座を奪回せよ――地方のダメ支店発、キリンビールの「常識はずれの大改革」が始まった! 筆者はキリンビール元営業本部長。「売る」ことを真摯に考え続けた男が実践した逆転の営業テクニックとは? 地方のダメ支店の逆転劇から学ぶ、営業の極意、現状を打破する突破口の見つけ方! 大切なのは「現場力」と「理念」。必死に現状打破を求め続ける、すべての営業マンに送る本! (講談社ウェブサイトより抜粋)
Book Bangでは産経新聞社による書評が掲載されている。
https://www.bookbang.jp/review/article/512508
3位『大本営発表 改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争』辻田真佐憲[著](幻冬舎)
信用できない情報の代名詞とされる「大本営発表」。その由来は、日本軍の最高司令部「大本営」にある。その公式発表によれば、日本軍は、太平洋戦争で連合軍の戦艦を四十三隻、空母を八十四隻沈めた。だが実際は、戦艦四隻、空母十一隻にすぎなかった。誤魔化しは、数字だけに留まらない。守備隊の撤退は、「転進」と言い換えられ、全滅は、「玉砕」と美化された。戦局の悪化とともに軍官僚の作文と化した大本営発表は、組織間の不和と政治と報道の一体化にその破綻の原因があった。今なお続く日本の病理。悲劇の歴史を繙く。(幻冬舎ウェブサイトより)
4位以下は次の通り。
4位『言ってはいけない 残酷すぎる真実』橘玲[著](新潮社)
5位『捨てられる銀行』橋本卓典[著](講談社)
6位『国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動 』伊藤祐靖[著](文藝春秋)
7位『99%の会社はいらない』堀江貴文[著](ベストセラーズ)
8位『日本会議の正体』青木理[著](平凡社)
9位『新TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ』TEX加藤[著](朝日新聞出版)
10位『税務署が咎めない「究極の節税」』辻正夫[著](幻冬舎)
〈Amazon文芸書売り上げランキングより 集計期間8月15日~8月21日〉
関連ニュース
-
オードリー若林の一人旅エッセイに感涙の声「誰も自分を知らないところ」キューバを旅した
[ニュース](海外旅行/外交・国際関係/サブカルチャー/社会学/エッセー・随筆/韓国・北朝鮮)
2017/07/29 -
坂本勇人のプレーに苦言 名将・広岡が「基本ができていないチームリーダー」と著書で酷評[ノンフィクションベストセラー]
[ニュース](野球/世界史/中国)
2022/09/24 -
20万部突破『にゃんこ四字熟語辞典』 著者は元「文春」の副社長 最新作は『世界金玉考』[ノンフィクションベストセラー]
[ニュース](自己啓発/思想・社会/エッセー・随筆)
2023/01/14 -
上半期新書部門ベストセラー1位 『ケーキの切れない非行少年たち』カズレーザーもオススメ
[ニュース](心理学/エッセー・随筆)
2020/05/30 -
ブログ初の「猫まんが」が二作同時ランクイン 岩合光昭初監督作の「猫映画」にも注目[ノンフィクションランキング]
[ニュース](コミック/外交・国際関係/哲学・思想/日本史/タレント本)
2019/03/02