年間200冊を読むカズレーザー「アメトーーク!読書芸人」に参戦[アメトーーク!読書芸人特集④]

テレビ・ラジオで取り上げられた本

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 11月10日に放送されたテレビ朝日の番組「アメーーク!」で恒例の「読書芸人」企画が開催され、読書芸人4人が今年読んだオススメの5冊を持ちより紹介した。また書店に出かけそれぞれが1万円分の本を買うという企画も行われた。

 今回読書芸人として登場したのは芥川賞作家でもあるピースの又吉直樹さん、オアシズの光浦靖子さん、オードリーの若林正恭さん、そして初登場となったメイプル超合金のカズレーザーさん。

■カズレーザーオススメの5冊

 カズレーザーさんは年間200冊は読むというかなりの読書家。しかも「出版業界の人達から読んでいる本がかなり渋いと評されている」と又吉さんも認めるほど。そんなカズレーザーさんの今年のオススメは以下の5冊。

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左から『ジョン・レノン対火星人』高橋源一郎[著]、『高い城の男』フィリップ・K・ディック[著]、『幻獣遁走曲』倉知淳[著]、『アライバル』ショーン・タン[著]、『中を そうぞうしてみよ』佐藤雅彦[著]ユーフラテス[著]

ジョン・レノン対火星人』高橋源一郎[著](講談社)
高い城の男』フィリップ・K・ディック[著](早川書房)
幻獣遁走曲』倉知淳[著](東京創元社)
アライバル』ショーン・タン[著](河出書房新社)
中を そうぞうしてみよ』佐藤雅彦[著]ユーフラテス[著](福音館書店)

『中を そうぞうしてみよ』は写真を使った絵本。ピタゴラスイッチの企画監修を行う佐藤雅彦さんが、物を透かしてみたらどうなっているかを写真を使い表現した一冊。カズレーザーさんは「(ページをめくるたびに)毎回想像力が挑戦される。知的刺激がめちゃめちゃある」と紹介した。

『アライバル』は大人向けの絵本。カズレーザーさんは「とんでもねえ緻密さ。これマジで説明いらない。全員が感動できる。めちゃくちゃいい」と熱く絶賛した。

『幻獣遁走曲』はポップでライトなミステリー。しかしカズレーザーさんはあまり紹介したくなかったという。その理由を「倉知先生はすげえ面白いんですけど、全然働かない! 冷蔵庫が空っぽになるまで仕事しないと言われている。これで売れちゃうとまた面白い本書かなくなっちゃうので。でもすげえ面白い」と薦めることにジレンマがあると苦笑していた。

 今回紹介された本は東京の代官山蔦屋書店にて1カ月の間特設コーナーが設けられ、読書芸人達のセレクトを手にとって確認することができる。また放送後には各書店の公式Twitterも反応を示しており、各書店でも同様の「アメトーーク! 読書芸人コーナー」が組まれている模様だ。

■1万円でカズレーザーが買った本

 また読書芸人たちが「1万円を渡したらどんな本を購入する?」との検証が行われ各人のセレクトが発表された。

 カズレーザーさんがセレクトしたのは以下の4冊。

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左から『ギネス世界記録2017』クレイグ・グレンディ[著]、『贋作王ダリ シュールでスキャンダラスな天才画家の真実』スタン・ラウリセンス[著]、『V. 』〈上〉〈下〉トマス・ピンチョン[著]

ギネス世界記録2017』クレイグ・グレンディ[編集](KADOKAWA)
贋作王ダリ シュールでスキャンダラスな天才画家の真実』スタン・ラウリセンス[著](アスペクト)
V.』〈上〉〈下〉トマス・ピンチョン[著](新潮社)

 カズレーザーは『V. 』のトマス・ピンチョンについて「めちゃくちゃ難しい。『重力の虹』(新潮社)に挑戦したが早々に挫折した。でも金があるならもう一回チャレンジしてみようかな」と同志社大学卒で高学歴・インテリ芸人として知られる彼にとっても難解な作家であると告白していた。

「アメトーーク!」はテレビ朝日系列にて木曜よる11時15分と日曜よる6時57分より、週2回放送中。

BookBang編集部

Book Bang編集部
2016年11月11日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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