新潮社は30日、2017年2月に作家の村上春樹さん(67)の新作長編小説を刊行すると発表した。原稿用紙2000枚の長編で、書下ろし全2冊になる予定だ。タイトルは未発表。
2000枚におよぶ村上さんの長編小説は、2010年の『1Q84』(新潮社)以来、7年ぶりとなる。村上さんは10月30日にデンマークのオーデンセ市で行われた「ハンス・クリスチャン・アンデルセン文学賞」の授賞式に出席し、アンデルセンの小説「影」をめぐってスピーチを行い注目されたが、海外でも多くの読者を持つ村上さんだけに、世界中のファンの間で次の長編小説を待ち望む声が高まっていた。
同作について新潮社の広報宣伝部は「題名や内容など、詳細はまだ分からないのですが、我々もとても楽しみにしています」と答えた。
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