稲垣吾郎の髪型は自分を守るための「甲冑」だった

テレビ・ラジオで取り上げられた本

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 SMAPの稲垣吾郎さん(42)が司会を務める読書バラエティー「ゴロウ・デラックス」に7月1日、コラムニストのジェーン・スーさんが出演した。スーさんの著書『女の甲冑、着たり脱いだり毎日が戦なり。』(文藝春秋)で取り上げられた「甲冑」に共感をあらわした稲垣さん。稲垣さん自身の「甲冑」やフェティシズムも告白した放送となった。

■大人気コラムニストの最新作

 スーさんはゴロウ・デラックスには3度目の登場。アラフォー独身女性目線のちょっと毒があるこじらせワードが人気を博し、これまで出版した3冊の本も軒並みベストセラーとなっている。また、この春からはTBSラジオにて昼の帯番組「ジェーン・スー 生活は踊る」のMCとしても抜擢された。スーさんの最新刊『女の甲冑、着たり脱いだり毎日が戦なり。』は独身アラフォー女性の心をまどわせるアイテムへの葛藤を描いた一冊。

■女がまとう「甲冑」とは

 スーさんの言う「甲冑」とは「『女の子ってこういうのが好きなんでしょう?』と言ってふざけんなと思うようなアイテム」や「どうせ私になんか似合わないと諦め気味なアイテム」「本心では仲間にいれて~と指をくわえてしまうような流行りもの」というアイテムたち。同書で具体的にスーさんの矛先が向かうのはヨガ・赤い口紅・オーガニック生活・京都・自撮り等々。スーさんはそれらの甲冑を女が身にまとう理由を「自分を守るためなのか、世間に認識してもらうためなのか、欲望が故なのか」と様々だと考察する。

■甲冑により「軍」が決まる

 同書を読んだ稲垣さんは「男にもあるもんだし」と男女問わずあることだと共感をあらわす。スーさんは男性の場合は腕時計、ネクタイ、スーツなどをあげ「自分をどう見せるかっていう時に、何を装具として装着するか。もしくは『俺は時計なんて気にしないんだよ』と一般的に好きとされているものに対して、自分がどういうスタンスをとるかで所属する『軍』が決まる」と解説した。スーさん自身は「色んな甲冑を付けたり取ったりしてるんですけど、どうにも定まらない」と語った。

■稲垣さんフェティシズムを明かす

 そして番組では女心をザワつかせる「甲冑アイテム」としてあげられている「赤い口紅」「オーガニック野菜」「パッツン前髪」を3人で考察した。80年代後半、今井美樹さんのCMで憧れた「赤い口紅」だが、自分には一向に似合う気配がないとスーさんは語る。外山惠理アナウンサー(40)も似合わないと語る中、稲垣さんは「食事中に女性がちょっと化粧室に立ち、帰ってくると(グロスを)塗りなおしてくる。あれいいよね。想像しちゃうよね、どうやってつけてるのか」と軽いフェティシズムを自白していた。

■オーガニック野菜は「普通にうまい」

 また「オーガニック野菜はファッションだと思っていた」というスーさんだが、ある日口にしてみるとこれが「普通にうまい」。ファッションだと馬鹿にしていた自分のバツが悪くなるような気分を味わったという。ちゃんと真面目に作ったものは美味しいんだと気づき「斜めに見た気になっているのは本当によくないなと」反省させられた甲冑アイテムだと告白した。

■僕の甲冑は髪型だ!

 キュートな雰囲気を演出するスタイル「パッツン前髪」についてもスーさんは「おでこをみせるというのは裸体と同じ、ここを隠すことによって自分自身の素を隠せるような気持ちになれる」と解説。すると稲垣さんも「わかる。僕もそうだもん。おでこ出したくないもん。髪を短くしろと言われるのも嫌。僕の甲冑は髪型だ!」と自分がまとう甲冑に気付かされた放送となった。

ゴロウ・デラックス」はTBSにて毎週木曜日深夜0:58から放送中。来週7日のゲストは『祖父江慎+コズフィッシュ』(パイインターナショナル)の著者でブックデザイナーの祖父江慎さん。

BookBang編集部

Book Bang編集部
2016年7月2日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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