ここにいる
内容紹介
はたらくことが大好きだったおとうさん。わたしたちをひざに座らせて、よく万年筆で絵を描いてくれたね。中学生、高校生と成長するにつれ、わたしの夢を支えてくれる存在に。大きくなって、家を出て結婚すると、おとうさんはおじいちゃんになりました……。たびだちのとき、にわの花たちがいっせいに咲いて、さよならと言っているように見えました。 おめでとう おめでとう この人生をまっとうした おとうさん おめでとう おとうさんとわたしの日々、その最期の日までをしみじみと、色あざやかに描き出します。 だれもが自分を重ねて読むことができる、人生が愛おしくなる絵本。
データ取得日:2024/09/19