【児童書】『エリザとさくらのものがたり』小手鞠るい文、大野八生絵

明治時代に来日した米国の新聞記者、エリザ・シドモアは、日本の四季折々の風景に感動した。中でも目を奪われたのが、満開の桜の美しさだった。

米国を美しい桜で彩り、日本との間に友好と平和を築きたいと願ったエリザは、首都のワシントンに桜並木を作る夢を描いた。やがて、日本側の協力者も得て夢を実現させる。

実話をもとに、エリザの著書『シドモア日本紀行』からの引用も交えて構成。巻末に年表を収録し、植樹にかかわった人々の紹介も。桜に思いをはせ、春を待ちたい。（少年写真新聞社・１７６０円）

• 産経新聞社
• 大野八生
• 小手鞠るい
• 少年写真新聞社
• エリザとさくらのものがたり

• 
• 
•