身近でいちばん怖い場所。「家ホラー小説5選」

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書籍情報:openBD

身近でいちばん怖い場所。「家ホラー小説5選」

[レビュアー] カドブン

外出から家に帰ったら、念のため隣の家を指差し確認して、自分の家の玄関にもおかしなところがなければ、ドアを開けて家の中へ。靴箱の上も、廊下の奥も、洗面所の鏡やお風呂場の天井も、台所も流しの下も覗いてみて、洗濯機や冷蔵庫も開けてみる。他の部屋につながる扉や襖があればその数だけ、恐る恐る開け閉めしてみる。階段があれば上っておく。ああ、それからトイレも忘れずに。

大丈夫、この家では何も起きない。

そう確認できたあなたに安心して読んでいただきたい、5つのおすすめ家ホラー小説です。

■現実は、たぶん、大丈夫。おすすめの「家ホラー小説5選」

■織守きょうや『彼女はそこにいる』(KADOKAWA刊)

身近でいちばん怖い場所。「家ホラー小説5選」
身近でいちばん怖い場所。「家ホラー小説5選」

「人が居つかない家、というものは存在する」恐怖が3度襲うホラーミステリ

第1話「あの子はついてない」
母と共に庭付きの一軒家へ引っ越してきた中学生の茜里。妹の面倒を見ながら、新しい学校に馴染んでゆく茜里だが、家の中で奇妙なことが起こり始める。知らない髪の毛が落ちている。TVが勝手に消える。花壇に顔の形の染みが出来る。ささやかだが気になる出来事の連続に戸惑う茜里。ある夜カーテンを開けると、庭に見知らぬ男性の姿が――。
第2話「その家には何もない」
不動産仲介会社に勤める朝見は、大学の先輩でフリーライターの高田に「曰わく付きの物件」を紹介して欲しいと頼まれる。次々に貸借人が入れ替わる家の話をしたところ、「内覧したい」という高田に押し切られて現地へ向かうことに。そこは最近まで中学生の娘と母親が暮らしていた庭付きの一軒家だった。
第3話「そこにはいない」
その家にはなぜ人が居つかないのか? 新たな住人をきっかけに、過去の「ある事件」が浮かび上がる。

(あらすじ:KADOKAWAオフィシャルHPより引用)
詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322210001446/

■平山夢明、宇佐美まこと、大島てる、福澤徹三、糸柳寿昭、花房観音、神永 学、澤村伊智、黒木あるじ、郷内心瞳、芦花公園『超怖い物件』(講談社文庫刊)

身近でいちばん怖い場所。「家ホラー小説5選」
身近でいちばん怖い場所。「家ホラー小説5選」

その家には、何かある。

超一流作家たちによる、絶対近づいてはいけない、
身の毛もよだつ「怖い物件」怪談集!

古民家を買った男は、なぜ家の中にある氷室のことが気になってならないのか(宇佐美まこと「氷室」)
自殺した妹の部屋が、しばらく後に訪ねていくと、元通りに復元されている(神永学「妹の部屋」)
家の真ん中にある座敷牢は、誰を閉じ込めるためのものだったのか(黒木あるじ「牢家」)
その家は、何か変だ(平山夢明「ろろるいの家」)。

――ほか、計11編。【文庫オリジナル】

(あらすじ:講談社オフィシャルHPより引用)

■大島清昭『最恐の幽霊屋敷』(KADOKAWA刊)

身近でいちばん怖い場所。「家ホラー小説5選」
身近でいちばん怖い場所。「家ホラー小説5選」

転落が止まらない、 ジェットコースター級の事故物件ホラー長篇!

「最恐の幽霊屋敷」という触れ込みで、貸し出されている一軒家がある――。

幽霊を信じない探偵・獏田夢久(ばくたゆめひさ)は、屋敷で相次ぐ不審死の調査を頼まれる。婚約者との新生活を始めた女性、オカルト雑誌の取材で訪れたライターと霊能者、心霊番組のロケをおこなうディレクターと元アイドル、新作のアイデアを求める映画監督とホラー作家。滞在した者たちが直面した、想像を絶する恐怖の数々と、屋敷における怪異の歴史を綴ったルポ。そのなかに、謎を解く手掛かりはあるのか? 

幾多の怪異と死の果てで、獏田を待ち受けるものとは――。

(あらすじ:KADOKAWAオフィシャルHPより引用)
詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322212001341/

■三津田信三『どこの家にも怖いものはいる』(中公文庫刊)

身近でいちばん怖い場所。「家ホラー小説5選」
身近でいちばん怖い場所。「家ホラー小説5選」

作家の元に集まった五つの幽霊屋敷話。

人物、時代、内容…バラバラなはずなのに、ある共通点を見つけた時、ソレは突然あなたのところへ現れる。〈解説〉大島てる

(あらすじ:中央公論新社オフィシャルHPより引用)

■岩城裕明『事故物件7日間監視リポート』(角川ホラー文庫刊)

身近でいちばん怖い場所。「家ホラー小説5選」
身近でいちばん怖い場所。「家ホラー小説5選」

妊婦が割腹自殺した九〇九号室で、 定点カメラに映ったものとは?

読み憑かれたら、本を閉じて。ほら、後ろに……。

【ストーリー】
リサーチ会社を営む穂柄は、あるマンションの一室の住み込み調査を依頼される。そこは、7年前に妊婦が凄絶な自殺を遂げた事故物件で、事件後なぜか隣人たちも次々と退去し、現在はその階だけ無人の状態だという。期間は一週間。穂柄はバイトの優馬に部屋で寝泊まりさせ、その様子を定点カメラで管理人室から監視することに。だが、そこで起きることは穂柄の理解を超えていて……。あなたの予想を裏切る、究極の超常(パラノーマル)ホラー。

(あらすじ:KADOKAWAオフィシャルHPより引用)
詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/321805000227/

KADOKAWA カドブン
2023年07月31日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

KADOKAWA

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