【児童書】『ちかくにあるいのち図鑑　ニワトリ』Ｂ・サンドリ＆Ｆ・ジュッビリーニ文　Ｃ・ピントナート絵　蒲池由佳訳、松田洋一監修

ニワトリに関する豆知識を満載したイラスト図鑑だ。目は人間と違い紫外線も見えるので、人間より見える色が多い。くちばしを大きく開けると耳に入る音を小さくできるため、自分の鳴き声で耳をいためないで済むという。「卵が先か、ニワトリが先か」という哲学的な問いには遺伝子の観点から答えている。

古代エジプトやローマ帝国の時代には人間とかかわりを持っていた。羽毛の色やトサカの形状の異なる多くの品種がおり、美しいものは英ビクトリア女王への贈り物にされたりイタリア貴族にまつわる逸話があったりするそうだ。ポップなイラストに注目。（化学同人・２５３０円）

• 化学同人
• 松田洋一
• ちかくにあるいのち図鑑
• バルバラ・サンドリ
• フランチェスコ・ジュッビリーニ
• 蒲池由佳

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