明文堂書店石川松任店「ミステリーへの挑戦、読者への挑発」【書店員レビュー】

レビュー

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ミステリー・アリーナ

『ミステリー・アリーナ』

著者
深水黎一郎 [著]
出版社
原書房
ジャンル
文学/日本文学、小説・物語
ISBN
9784562051830
発売日
2015/06/30
価格
1,944円(税込)

書籍情報:版元ドットコム

明文堂書店石川松任店「ミステリーへの挑戦、読者への挑発」【書店員レビュー】

[レビュアー] 明文堂書店石川松任店(書店員)

二十一世紀中葉の日本では、毎年大晦日の夜に国民的娯楽番組《推理闘技場(ミステリー・アリーナ)》が開催されていた。莫大な賞金をめぐってミステリーヲタたちが、ミステリー問題に挑んでいく。
〈ベストセラー『最後のトリック』の著者があなたに挑む多重解決の極北!〉という帯の言葉がこの作品を表現する上で一番、的確に思える。『最後のトリック』を読んでいる者はもちろん、《多重解決の極北》の言葉に読者は間違いなく身構え、高いハードルが出来るはずだ。そのハードルを悠々と超えていく。本書はミステリーへの挑戦であると同時に、読者に対して挑発的な刺激のある作品だ!

トーハン e-hon
2016年2月28日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

トーハン

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