組長の娘
ヤクザの家に生まれて
内容紹介
「そんな珍しいもんちゃうで」少し寂しげに笑いながら、女は口を開いた――。生家は関西で戦前から続く博徒(ヤクザ)の組織。少女時代は男顔負けの喧嘩(ゴロ)と薬物(クスリ)に明け暮れた。一度は幸せな家庭を築くが、浮気がきっかけで再び覚醒剤(シャブ)に手を出し、逮捕される。「大学」という名の刑務所での生活、そして出所後に見つけた自らの社会的役割とは。昭和ヤクザの香り漂う河内弁で語られる濃厚な人生。
データ取得日:2024/04/20
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