戦争というもの

戦争というもの

著者
半藤 一利 [著]
出版社
PHP研究所
ジャンル
社会科学/政治-含む国防軍事
ISBN
9784569849652
発売日
2021/05/13
価格
1,430円(税込)

内容紹介

昭和史研究の第一人者・半藤一利が、最後に日本人に伝え残したかったこととは――。
太平洋戦争を理解する上で欠かせない「名言」の意味とその背景を、著者ならではの平易な文体で解説し、「戦争とはどのようなものか」を浮き彫りにした珠玉の一冊。

「戦争の残虐さ、空しさに、どんな衝撃を受けたとしても、受けすぎるということはありません。破壊力の無制限の大きさ、非情さについて、いくらでも語りつづけたほうがいい。いまはそう思うのです。
九十歳の爺さんがこれから語ろうとするのは、そんな非人間的な戦争下においてわずかに発せられた人間的ないい言葉ということになります。いや、全部が全部そうではなく、名言とはいえないものもまじりますが、それでもそこから将来のための教訓を読みとることができるでありましょう。むしろ許しがたい言葉にこそ日本人にとって教訓がつまっている。そういう意味で〈戦時下の名言〉と裏返していえるのではないかと思うのです」――本書「まえがき」より抜粋

データ取得日:2024/05/05  書籍情報:JPO出版情報登録センター
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