いまはそれアウトです! 社会人のための身近なコンプライアンス入門

いまはそれアウトです! 社会人のための身近なコンプライアンス入門

著者
菊間千乃 [著]
出版社
アスコム
ジャンル
社会科学/社会科学総記
ISBN
9784776210986
発売日
2020/09/29
価格
1,540円(税込)

内容紹介

【コンプライアンスの知識があなたを守る】 
日々ニュースをにぎわす、パワハラ、セクハラ、SNSの誹謗中傷、自粛警察、不倫・・・。
「自分は大丈夫」と思いますか? 実は、そんな人が一番危ない! コンプライアンス意識が高まる今は、「これくらいいだろう」「自分は正しい」「どうせバレない」と考え、人生の致命傷になるケースが後を絶ちません。

法律をはじめとする社会人が守るべきルールを知ることは、あなたを「加害者」になることから守ります。そして「被害者」になったときに、あなた自身の権利を守ることができます。この本で紹介する、「誰にでも起こりうる」アウトな事案を読み、あなたを守る武器にしてください。

【コンプライアンスって?】
直訳すると「遵法精神」。
ただ、法律だけでなく、法律の周辺にある社会のルールや社会人として求められる行動規範といったものも含まれます。
こういったものは時代と共に変化していきます。そしてその変化についていけず、見誤ると、法律違反として罰せられたり、会社で懲戒処分を受けるような事態に発展しかねません。

例えば・・・
部下の指導で机を叩いたり、イスを蹴ったりしたら? → 状況次第では暴行罪!
若手社員に宴会の余興をさせたら? → パワハラで損害賠償や懲戒処分!
会社のソフトを自宅のPCにコピーしたら? → 著作権法違反で高額な賠償金!
有給休暇の申請を1回でも却下したら? → 労働基準法違反!
友人と一緒の写真をSNSに投稿したら? → 肖像権侵害で損害賠償!
SNSで個人を誹謗中傷したら? → 名誉毀損で高額な賠償金!

もちろん、すべてのケースがこのような結果になるわけではありませんが、状況次第では、あなたの人生を大きく変えてしまうかもしれないのです。

【誰もが「加害者」「被害者」になりうる!】
この本では「誰の身にも起こりがち」な86の事案を紹介しました。
絶対に自分は加害者、被害者にはならないと言い切れるものはありません。

「無意識のうちに加害者になっていた」と気づき、人生を踏み外すことを免れる人もいるでしょう。
「上司のあの言動、やっぱりアウトだったんだ!」と知ることで、対抗できる武器を得ることができます。
あるいは、法律を知っておくだけで、精神的な「お守り」にもなります。

ビジネス以外にも社会的なアウト、人間関係のアウト、お金のアウトなど、さまざまな「アウト!」を紹介しました。

ぜひこの本で、あなたを守ってください。

データ取得日:2024/04/20  書籍情報:JPO出版情報登録センター
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