身体の痛みや不調は「姿勢の悪さ」が原因だった 痛みが消える運動とは?

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肩こりや腰痛、坐骨神経痛、ひざの痛みなどの、慢性的な痛みや不調は、姿勢が悪いことで起こります。
悪い姿勢の人は、身体の中心にある背骨がゆがんでいるからです。

『痛みの9割は姿勢で治る!』の著者で整体師の矢上裕さんが解説します。

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背骨はひとつの骨ではありません。たくさんの骨が重なりあってできています。
首の骨である頸椎が7個あり、胸にある胸椎が12個、そして腰の骨である腰椎5個があり、さらにお尻の2つの骨がつながっていて、背骨は合計26個の骨でできているのです。

そして、それぞれの間には椎間板というものによってすき間が作られ、身体を曲げたり、ひねったりできるようになっています。
姿勢が悪い人、背骨がゆがんでいる人は、これらのどこかのすき間が狭くなったり、広がりすぎているのです。
背骨には、脳と身体の各所をつないでいる大事な神経が通っていますので、すき間が狭くなると神経が圧迫されて痛みが生じることがあります。
広がりすぎて神経が伸ばされることで痛みが出るケースもあります。
たとえば、坐骨神経痛は、腰からお尻のあたりの神経が圧迫されたり、伸ばされることによって痛くなります。
また、ひざに痛みがある人は胸椎や腰椎のすき間が狭くなっています。
もちろん、ひざの関節自体がねじれている場合も、ひざに痛みが出ます。
しかし、背骨のねじれやゆがみを正し〈いい姿勢〉になることで、ひざの痛みがなくなるケースはとても多いのです。

このような慢性的な痛みを取り除くには、背骨のすき間を適正にする必要がありますが、そのときに大切なのが「姿勢」です。

■凝りがあると〈いい姿勢〉になれない

〈いい姿勢〉でいる時間が長ければ、身体が本来持っている「自然治癒力」によって背骨のすき間は、健康な状態のまま維持されます。

しかし、姿勢の悪い人は、つねに身体がゆがんだり、ねじれたりしているので、背骨のすき間が縮こまったり、伸びすぎたりしてしまいます。
自然治癒力だけでは治らないのです。

ですから、普段から〈いい姿勢〉でいることが必要なのですが、じつは〈いい姿勢〉は自分で気にしているときしかできません。
なぜなら、姿勢が悪い人は身体の至る所に凝りがあり、そういう人が〈いい姿勢〉を作ることは不自然な体勢だからです。

 〈いい姿勢〉を“普通”の状態にするには、身体中の凝りをほぐさなければできないのです。

そして、身体の凝りをほぐすには、たとえば

 「うつ伏せからひじで上体を持ち上げて上体を前後に揺する」【図1】

図1
図1

「タオルを持ってバンザイする」【図2】

図2
図2

などは、大きな効果があります。

「股を前後にほぐす」ことも、股関節周辺の凝りやお腹の奥にある大腰筋という筋肉の凝りをほぐします。【図3】

図3
図3

また、

 「脚を組む」
 「いつも同じ肩にカバンをかける」
 
などは、姿勢を悪くするクセですから、つねに行わないように注意する必要があります。

このほかにも同書では姿勢を正すための方法、など日常に取り入れられる運動を紹介しています。慢性的に痛みを感じる方は実践してみてはいかがでしょう。

新星出版社
2017年7月27日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

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