夢枕獏「餓狼伝シリーズ」最新刊発売　大河格闘小説ついに最終局面へ

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新・餓狼伝　巻ノ四　闘人市場編

夢枕獏　著

価格：924円（税込）
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　7月24日トーハンの週刊ベストセラーが発表され、新書・ノンフィクション第1位は『未来の年表（2）人口減少日本であなたに起きること』が獲得した。第2位は『看る力　アガワ流介護入門』。第3位は『日本史の内幕　戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで』となった。

　新書・ノベルス部門の第1位は『岸辺露伴は戯れない　短編小説集』。2位は『十津川警部　海の見える駅　愛ある伊予灘線』。3位は『新・餓狼伝（4）　闘人市場編』となった。

　3位にランクインした『新・餓狼伝（4）　闘人市場編』は夢枕獏さんの格闘巨編「餓狼伝シリーズ」の最新刊。同シリーズは1985年に始まった大河格闘小説。実戦空手の隆盛や総合格闘技の勃興、ブラジリアン柔術やバーリトゥードの来襲など、そのときどきの最新の格闘技界の潮流を取り込みながら進んできた物語は、謎の古武術の秘伝書を巡る戦いに至っている。ついに今巻でその闘いに決着がつき、紆余曲折を経てアンダーグラウンドで行われる賭け試合へとなだれ込む。シリーズでお馴染みの人物が集結した闇の賭け試合からは、餓狼伝シリーズが最終局面に向かっていることを感じさせる。長きにわたる刊行で目を放してしまっていた読者も数多いことだろう。物語が一区切りついた今、熱い戦いの決着を見届ける絶好のチャンスがやってきた。

■新書　ノンフィクションランキング

未来の年表2　人口減少日本であなたに起きること

河合雅司　著

価格：990円（税込）
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1位『未来の年表（2）人口減少日本であなたに起きること』河合雅司［著］（講談社）

本書は、『未来の年表』の続編である。（略）今回は、少子高齢化や人口減少が人々の暮らしにどのような形で降りかかってくるかを、あなたの生活に即しながら明らかにする。言うなれば、これからあなたに起きることを、お中元やお歳暮のギフトカタログのように一覧してみようというのだ。（略）少子高齢化や人口減少で起きることを、家庭、職場、地域社会といったトピックスに分けてカタログ化すれば、さまざまなシーンを「あなた自身の問題」として具体的に置き換えることができる。そしてそれは、10年後、20年後の日本でうまく立ち回っていくための指針となる。（講談社ウェブサイトより抜粋）

2位『看る力　アガワ流介護入門』阿川佐和子［著］大塚宣夫［著］（文藝春秋）

作家、エッセイスト、キャスター、さらには女優として幅広いジャンルで活躍している阿川佐和子さんですが、父・弘之氏の最晩年に病院に付き添い、いまも認知症のはじまった母の介護を続けるなど、実は介護経験も豊富です。そんな阿川さんが、高齢者医療の第一人者である大塚宣夫よみうりランド慶友病院会長と、理想の介護法、理想の老後を語り合います（文藝春秋ウェブサイトより抜粋）

3位『日本史の内幕　戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで』磯田道史［著］（中央公論新社）

西郷隆盛の性格は、書状からみえる。豊臣秀頼の父親は本当に秀吉なのか。著者が原本を発見した龍馬の手紙の中身とは。司馬遼太郎と伝説の儒学者には奇縁があった――日本史にはたくさんの謎が潜んでいる。著者は全国各地で古文書を発見・解読し、真相へと分け入ってゆく。歴史の「本当の姿」は、古文書の中からしかみえてこない。小説や教科書ではわからない、日本史の面白さ、魅力がここにある！（中央公論新社ウェブサイトより）

4位『友だち幻想　人と人の〈つながり〉を考える』菅野仁［著］（筑摩書房）

5位『極上の孤独』下重暁子［著］（幻冬舎）

6位『未来の年表　人口減少日本でこれから起きること』河合雅司［著］（講談社）

7位『自分のことだけ考える。　無駄なものにふりまわされないメンタル術』堀江貴文［著］（ポプラ社）

8位『知らないと恥をかく　世界の大問題（9）　分断を生み出す1強政治』池上彰［著］（KADOKAWA）

9位『不倫』中野信子［著］（文藝春秋）

10位『定年前後の「やってはいけない」　人生100年時代の生き方、働き方』郡山史郎［著］（青春出版社）