夢枕獏による中国歴史奇譚「蟲毒の城」が再スタート

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夢枕獏「蟲毒の城」
夢枕獏「蟲毒の城」

 電子書籍「文芸カドカワ」(2018年6月号)で、夢枕獏による中国歴史奇譚「蟲毒の城」の連載が再スタートした。

「蟲毒の城」は、遣唐使・井真成を主人公とした伝奇小説。再スタートした今号では、井真成が新たな敵・銭惟演から椿麗を取り戻す場面が描かれる。著者の夢枕は「しばらく中断していた『蠱毒の城』を再開できて、本当に嬉しい」とコメントを寄せ、さらにラストまでの展開が出来上がっていることを明らかにした。

 夢枕獏は、1951年神奈川県生れ。1977年に『カエルの死』でデビュー。1984年に発表した『魔獣狩り 淫楽編』とそれに続くサイコダイバーシリーズで、伝奇小説の新たな地平を切り開き、ベストセラー作家となる。1989年も『上弦の月を喰べる獅子』で日本SF大賞を、1998年に『神々の山嶺』で柴田錬三郎賞を受賞。2011年から2012年にかけて、『大江戸釣客伝』で、泉鏡花文学賞、舟橋聖一文学賞、吉川英治文学賞を受賞する。「キマイラ」「餓狼伝」「陰陽師」「闇狩り師」など、多くの人気シリーズを持つ。

 そのほか「文芸カドカワ」では、新井素子による50代男女の冒険群像劇「絶対猫から動かない」やSF作家・小林泰三によるアクションホラー「人外サーカス」、吹奏楽部を描いた青春小説「まぁちんぐ!」(赤澤竜也)などが連載、井上純一による漫画「キミのお金はどこに消えるのか」が今号で最終回を迎える。

「文芸カドカワ」は、株式会社KADOKAWAが2014年12月に創刊した大人のエンタテインメント小説誌。「BOOK☆WALKER」ほか各電子書店にて発売。最新号は毎月10日配信予定。
http://bunkado.kadokawa.co.jp/

2018年5月14日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
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